スターバックスから学ぶマーケティング_vol.3

みなさん、こんにちは!

販促先生こと辻山です。

今回もスターバックスからマーケティングを学びましょう。

コロナ禍の影響もあり非接触型接客ができる手段として、多くの飲食店でモバイルオーダーを取り入れるところが多くなりましたね。

回転寿司チェーン店や大手ハンバーガー店などでも取り入れられていますが、わたしが愛してやまないスターバックスでもモバイルオーダー可能です。

スターバックスアプリをダウンロードしてアカウント登録するとスマホでモバイルオーダーができます。(画像はスターバックスコーヒージャパン公式アプリより引用)

モバイルオーダーの良い点としては、
①レジに並ばずにオーダーができるので、席の確保を優先できること。
②自分のペースでカスタマイズを考えることができる。
③支払いまでアプリ内でできるので便利。
が挙げられます。

東京などでは、朝の通勤途中でスタバの店舗に10分圏内でモバイルオーダーし、店舗では受け取るだけという超効率的な活用方法をされているサラリーマンも多く見受けます。

とっても便利なんです!!

しかも、このモバイルオーダーをスターバックスは販促に活用しています。

たとえば、モバイルオーダーをするとスタバのポイントが多く還元されるといったキャンペーンを実施するなど、モバイルオーダーの普及と購買促進を同時に行なっています。

さらにすごいのは、新商品がモバイルオーダー先行で購入できることがあります。これは、頻繁にアプリを活用している上得意客へのサービスと言ってもいいでしょう。

スタバファンは少しでも早く新商品を飲みたいんです!!

飲食店の場合、リピート客の売り上げは全体の売上の7割ほどにのぼるといわれていますから、顧客満足と売上アップを同時にかなえることができる会員先行発売は素晴らしい販促手法といえるでしょう。

さらにスタバの販促手法で参考にしたいのは、グッズ販売です。

新商品が出るタイミングではグッズも新しく発売されます。スタバファンはこの新アイテムもいち早く手に入れたいのですが、店舗で買わずにアプリを通してネット購入すると、手に入れにくいレアな商品もかなりの確率で購入可能です。

さらにさらに、ネット販売限定のデザインや商品もあるため、スタバファンはネット購入が欠かせないわけですね。

この、季節ごとのアイテム展開、限定販売、上得意客に優位性を感じさせる販促手法はぜひ真似して取り入れたいものですね。

ネット限定のスタバのボールペン。実は、デポジットで購入できるスターバックスカードの機能も搭載しています。