新年あけましておめでとうございます
株式会社ジーエーサービス代表の田中です。
代表とはいうものの、元東京ヤクルトスワローズ監督の古田敦也さんや元中日ドラゴンズ監督の谷繁元信さんのように、プレイングマネジャーとして日々走り回っています。
そんな私が担当しているクライアントの一つが、福岡ソフトバンクホークスです。福岡ダイエーホークスの頃からのお付き合いで、最近では、福岡PayPayドーム内の大型ビジョンで流れる選手応援歌やコンコースサイネージの映像制作などの仕事をしております。
さて、我が福岡ソフトバンクホークスの2021シーズンは、残念過ぎるBクラスの4位という結果でした。優勝して当たり前、11月には福岡市内で優勝パレードを行うのが当たり前になっていましたが、あれだけ故障者が出ていれば仕方がない……と自分を納得させています。来シーズンは監督も変わりますし、また最強ホークスの雄姿を見せてもらいたいと切に願っています。
その常勝ホークスの監督を7年の間務めていた工藤公康監督が勇退されました。この7年間で、リーグ優勝3度、日本一5度、正力松太郎賞を4度受賞されましたが、2021シーズンはBクラスでシーズンを終え、結果が全てということで引責辞任という形を取られました。
工藤監督が指揮する最後の試合となった2021年10月25日、ZOZOマリンスタジアムでの千葉ロッテ戦。ホークスが意地を見せて有終の美を飾った試合の終了後、監督・コーチ・選手全員がスタジアムを1周してベンチ前に戻ると、そこには「いくらかかっているんだ⁈」と思うほどの大きな花束を持ってじっと工藤監督が戻ってくるのを待っている一人の人物が。雨が降っているにもかかわらず傘も差さずにじっと立っているその人物こそ、福岡ソフトバンクホークスの孫正義オーナーでした!
日本一に何度も輝いていても、その年にリーグ優勝を果たしていなければ1ミリも納得しないという負けず嫌いの孫オーナーが、Bクラスで終了したシーズンの最終試合、敵地の千葉までわざわざ足を運んで、退任する工藤監督に何度も深々と頭を下げる姿に、猛烈に感動しました!
孫オーナーに「感謝しても感謝しても感謝し足りない」と言わしめた工藤監督、そして、8年ぶりのBクラスという残念な結果であっても、それまでの感謝をきちんと表し最後まで礼儀を尽くす孫オーナー。その2人が頭を下げ合う姿を見て、恐れ多いことですが、私もこのお2人を見習ってがんばろうと感じ入ったのでした。
2022年、福岡ソフトバンクホークスはきっとまた躍進して、福岡を、あるいは日本中を感動させてくれることでしょう。
ジーエーサービスも、社員一丸となって、多くの人に感動と笑顔をお届けしていければと思っています。そしてまた、お取引先様、協力会社様に愛されるような会社を目指してまいります。本年もよろしくお願い致します。
株式会社ジーエーサービス
代表取締役 田中 幸太郎