こんにちは。スポーツ担当のっぴーです。
当社は、プロスポーツチームの集客プロモーションやスポンサーセールスのお手伝いをしています。
今回は、スポーツビジネスにおける「チームと地域との関係性」について少し書きたいと思います。
昨今のプロスポーツビジネスにおいて重要なのが、地域との良質な関係性と言われています。例えば、協賛スポンサーは、チームを応援することで来場者やファンとつながることができますが、そのチームが地域に浸透していれば、さらにスポンサー企業名が地域全体に知れ渡ることになります。チームにとって、地域との良好な関係を築くことは、ファンづくりはもちろん、スポンサーにより魅力を感じてもらえることにつながるのです。
先月のブログにて、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムについてご紹介しました。プロ野球の2軍球場ながらも、各種イベントやファンサービスなどを頑張っているという内容でした。スタジアムへの来場者数は、年間約9万人(コロナ禍前)ですが、鎌ケ谷市内の人口は約10万人。年に2回ほど発行するスタジアムの広報誌は、各小学校を通じて市内の約6千人の全児童に配布され、またイベントポスターは、市役所や駅の他、市内の至る所で掲出されています。こうした施策の多くを、地域からの協力を得ながら展開しています。
一般の民間企業では考えにくいことですね。
もちろん、こうした協力が得られるのは、常日頃、地域の小中学校からの社会見学・職場体験などの受け入れや、マスコットによる幼稚園や介護施設への訪問など、継続して地域貢献活動を行っているからに他なりません。まさに理想的なWin-Winの関係。
そして、地域とうまくやっていくためには、チームと地域をつなぐ人の力がとても重要になります。これに関しては、ぜひ紹介したい話があるのですが、それはまた次回ののっぴーのブログにて。