こんにちは! 東京オフィスのO子です。
好きな芸人はスリムクラブ、好きな映画はナビィの恋、
好きなスタイリストは岡尾美代子さん、好きな動物はペンギンと牛、
そして、今も昔も変わらないマイブームが「掃除」です。
小学生のときに遊びに行った友人の家で、
掃除に夢中になり、遊ぶのを忘れて帰宅したことが何度もあるので、
特に掃除に関しては人生の早い段階から好きだったようです。
それとは反比例して、頭の中はいつも散らかっているのが悩みです。
そんな、好奇心ばかりが先立ってしまう私O子は、スタッフやクライアントの
皆さまに支えられながら、普段は冊子やチラシの編集業務に携わっております。
現在制作中の情報誌の旅のコーナーは『駅弁』の特集です。
「口福」だけでなく、旅情をもかき立てられる駅弁の世界に
どっぷり浸っております。古今東西、老若男女問わず人気の駅弁。
皆さんは、お気に入りやイチオシはありますか?
O子の“推し駅弁”は、三重県松阪駅などで販売している“あら竹”さんの
「モー太郎弁当」です。
五感に響く駅弁としてさまざまなメディアに取り上げられているので、
ご存知の方も多いかと思います。
10年ほど前に食べましたが、今も想い出は色あせません。
松阪牛をすき焼きふうに煮込んだ牛めしのお弁当。
おいしさはもちろん、容器のフタの牛の表情もとても良いんです。
うるんだ瞳がややリアルで切ないのですが、
かわいくデフォルメされていないので、妙な“媚び”がない。
そして、フタをあけると流れる童謡「ふるさと」のメロディー。
目を閉じれば、その日の気分によって、笑いあるいは憂い……
心でも味わえます。
食後にメロディー装置を取り外して冷蔵庫に貼っておけば、
冷蔵庫を開閉するたびに「ふるさと」が流れ、余韻に浸れます。
二重奏を楽しめるので、二個買いもおすすめです。
私はお取り寄せで食べましたが、こうして十分すぎるほどに
モー太郎弁当を堪能しました。
散らかっている私の頭には、このハーモニーがたまらなく優しいのです。
おうちで食べるのも良いですが、駅弁はやっぱり旅先で食べたいですね。
列車の中や雄大な景色の中で食べると、さらに五感が研ぎ澄まされ、
おいしさも格別になりそうです。
食欲の秋。皆さまも“推し駅弁”を楽しんでくださいね。