旅取材の醍醐味

現代アート⁉

こんにちは。東京オフィスのO子です。
「春眠暁を覚えず」のごとく、ずっと眠っていたいほど心地良い春の朝。睡眠の大切さをかみしめている今日この頃です。
ここ数週間、睡眠1~3時間の日々を送っていたら、なんとおでこに婦女子にとって大敵の3本ラインが出現!

旅取材の醍醐味
おでこの3本シワ ※画像はイメージです。

睡眠時間を増やし、美容液の使用との合わせ技でなんとかしのぐことができたものの、冷や汗ものでした。「風邪をひいて睡眠多めに休養をとったら長年の足指の痛みがとれた」というのっぴー先輩の身近な事例もあり、美容はもちろん、体の見えない部分での修復にも睡眠が大きく影響することを実感。「睡眠をしっかりとると仕事の効率もあがるよ!」という医療ライティングに長けたF本先輩のアドバイスもあり、睡眠時間を増やし、5~7時間とるよう心がけることに決めました。

春の朝といえば、先日、取材で朝の大阪城を訪れたときのこと。お城はもとより、城を囲む広大な濠にそびえ立つ高石垣に魅せられました。
美しい曲線美や、四角くカットされたそれぞれ形の異なる石が調和する様子は目を見張るものがあります。

大阪城の石垣
大阪城の高石垣

また、石垣のところどころに不思議な文様や家紋の入った刻印石があり、探してみるのもこれまた楽しい。家康に石垣作りを命じられた各藩の諸大名の家臣や石工たちによる刻印らしく、星の形や丸や三角、文字などさまざまで、大阪城公園内の刻印広場でも確認できます。

大阪城 石垣の刻印
石垣の刻印

お濠の石垣は、ゆったり20分間かけて内濠を周遊する観光船・御座船(ござぶね)に乗ると間近で眺めることができるので、訪れる機会があれば、ぜひ乗船して壮大な石垣を眼前に見るのがおすすめです。

大阪城 御座船
御座船は船内も金箔。座席はゆったりしているが、いつも満席

お濠の高石垣もさることながら、私のイチオシ石垣は、形や大きさの異なる切石を組み合わせたモダンとも思える石垣群です。現代アートと見まごう美しさに、O子は時を忘れて見入っておりました。最高峰の石工による匠の技を心ゆくまで楽しめるなんて……! 取材に同行したF本先輩に「桜おしのけて石垣ばっか見てる……立派な歴女です」とありがたい⁉お言葉をいただきました。
石垣の見応えを知ってしまったO子。石垣の名城と名高い金沢城や丸亀城の石垣ってどんなのだろう……気になりだしたら止まらない! こうして新たな楽しみ方が増えていくのも旅取材の醍醐味です。