名前は重要! 大切にしたいネーミング
ど~も! 関西オフィス 企画編集兼ライターのF本です。
私事なのですが、先日、家族が増えました。
真っ黒な子猫です。
散歩の途中で偶然見付けた野良の子を保護しました(と簡単に書いてますが、見付けてから今日にいたるまでは、毎日いろいろと簡単ではないドラマがあったのです……が、それは置いといて)。
無事、家族として我が家に来ることが決まったところで、必要になるのが名前です。さて、どんな名前を付けようか……。
当社の仕事の中でも、名前を考えることがあります。多いのが、新しく提案する会報誌の名前です。クライアントの企業がエンドユーザーに提供する会報誌は、大切なブランディングツールの一つであり、販促の手段でもあります。その名前となると、企業や商品のイメージ、お客様への想い、発行の意図などに沿ったものでないといけません。
センスを問われる部分なので、自分の持っている知識や感性をフル動員。それでも2~3案を決めるのに数日かかることもあります。
机に向かっているだけでは良いものは出ませんし、ネット検索ではどこかで聞いたことがあるようなものになりがち。図書館に行ってフランス語やラテン語の辞書でいろんな単語を引いてみたり、書店に行ってエンドユーザーと対象が近い雑誌を立ち読みしてみたり(大抵が婦人誌なのですが)、街で看板を読みながら歩き回ったりして考えます。
何十もの案を書き出して、いくつか良いものに絞ったら、次にやることは類似の名前の冊子やサービスがないかどうか調べること。特に商標登録されていないかは要注意。特許庁のサイトで調べます。
こうしてようやくクライアントへの提案企画書に掲載するのです。
商品名とは違い、会報誌の名前で商品の売れ行きが変わるといったことは少ないと思いますが、やはり企業のファンづくりや親しみやすさを向上するための会報誌の名前は大事だと思うので、真摯に、ひたむきに、誠心誠意、考えさせていただいています。
さて、ここまで大見得を切っておいて、
我が家の黒猫ちゃんの名前なのですが……「タンゴ」となりました。
黒猫のタンゴ、です。安易ですかね……。
でも、呼ぶとまん丸の目で見つめてくれて、可愛いんですよ!