こんにちは! 東京オフィス・企画編集担当のO子です。気がつけば秋も残りわずか。ほぼ冬のひとときを、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
先日、休みをもらって、数年ぶりに琉球舞踊を観に行ってきました。コロナ禍後、初の演舞鑑賞です。
琉球舞踊は、琉球古典音楽に合わせて踊る、沖縄の伝統芸能です。バレエ、日舞、民族舞踊などひととおりの舞踊を学び、最終的に選んだ道が「琉球舞踊」、という方がいらっしゃることからもその奥深さがうかがえます。
また、今でこそ女性の演者数が多いのですが、琉球王国の崩壊まで舞うことを許されていたのは士族男性に限られていました。
美しい衣装をはじめ、洗練された手の動き、足のはこび、体の構えなど、数ある見どころの中でも、今回、私が最も夢中になって見入ったのは演者の “表情”です。
稽古を重ね修行をつまれた方は、目に迷いがありません。さらに、口角のあがった口もとは“きりり”としながらも、微笑んでいるかのように見えるんです。
仏像のような面持ちと申しましょうか…。アルカイックスマイルをやや強めに長く維持していらっしゃる感じです。
興味のある方は、ぜひ一度、琉球舞踊をご覧になられることをおすすめします。
流派による違いもあるので、余裕のある方は好きな系統を探してみてくださいね。
所作のひとつひとつに深い想いが込められている、琉球舞踊。
等しく例えるのは大変気が引けますが、私自身も自分が携わる会報誌やパンフレット、チラシのそれぞれに思い入れを持って制作しています。
刷り上がった完成品が届くたび、取材・制作時のことや、共に制作したスタッフの顔が頭に浮かび、まるで我が子を見るような思いで見本を眺めながら、しばらく悦に入っております。にやけている時間が長いので、仲間に注意を受けることもしばしば……。
余談ですが、わたしのスマイルは、キャラクターのMR.FRIENDLY(ミスターフレンドリー)似」だそうです。
中学の頃、友人に指摘されました。
困り顔が板についてきたO子が、不思議な笑みをお届けしました。それでは、また!