こんにちは! 鎌スタのカメラ小僧こと、東京オフィスのO子です。
夜にまぎれて夏がこっそりと近づいてきたかと思えば、いつの間にか日差しじりじり、夏真っ盛り。
プロ野球は今シーズンも熱気を帯びていて、北海道日本ハムファイターズのファームも、一軍に肩を並べようと首位をキープ!
稲葉ファーム監督のもと、日々若手選手たちが全力で頑張っている姿が実にまぶしいです。
ファーム本拠地の鎌スタ(鎌ケ谷スタジアム)では、シーズン中の週末にイベントデーが開催されることも多く、O子は撮影で球場内を走り回っています。
写真は球団の資料や広報物用に使われるもので、1試合あたり約1,000~1,500枚を撮影、その中から厳選に厳選を重ね、色調整をし、最終的には200~300枚ほどの画像を球団に納品しています。
週末の鎌スタは、ボールパークならではのお子様優先体験型イベントが盛りだくさん。それだけに、イベント中は「事件は現場で起こっている!」という言葉が頭に浮かぶような、予想外の出来事が起こることも。
以前には、試合前にキッズたちがグラウンドを駆け抜けるベースランニングのイベント中に、小さなお子様がベースを通り過ぎて外野めがけてどこまでも走って行ってしまうという珍事が発生。
この牧歌的なハプニングに、球場中がほんわかムードに。
5回裏のグラウンドでのラジオ体操中には、撮影中の私のところへてくてくと歩いてきて「何しているの?」と話しかけてくるお子様が!
その愛らしさといったら……!
このように珍プレー好プレーのごとく、撮影中にはゆかいなハプニングもあれば、ヒヤッとする場面もあります。始球式で投手を撮影している時のこと。ゲストが投げた球がバッターにヒット。
眼前にも関わらず、わたしはファインダーを投手のほうに向け最も絵になる瞬間を切り取ろうと集中しているので、そんな現実は意識の外。選手のデッドボールに気が付いたのは撮影後でした。
幸いバッターにケガはなかったようでひと安心でしたが💦
ほのぼのとしつつも、現場には常に緊張感があります。
撮影した画像は、球団のみなさんに広く使ってもらえるものにしたいので、一眼レフ講座を受けるなど、腕を上げるべくオフシーズン中にもカメラに触れる機会を設けています。
しかし、なぜか球団職員兼マスコットのDJチャス。さんからは、入場を待つ大行列のお客さんの前で「O子さん、真っ白い写真を撮るのだけは勘弁してくださいよ」と、メガホンで毎度、決まり文句を浴びせられております。いやいや「真っ白い写真」って何!? そんな変な写真、私は撮ったことないですよ!
「ちょいちょい、チャスさん、それ濡れ衣!」。この繰り返し、もはや定番コントと化しています。